仮設壱号機

今朝もまた自動シャットダウンしたので、パーツを入手するまでの繋ぎに使おうとダンボールを漁って、シリコングリス(1滴)と昔のCPUファン×3を発掘。
グリスを拭き取るためにファン及びCPUを外し(今後の展開に重要なポイント)、CPU→ヒートシンク→仮設ファンの順番で組み立てる。
さて電源on!…パワーランプは点灯するもHDDランプ反応無し、ソレ以前にモニタに反応無し!BIOSさえ立ち上がってこない。おかしい…おかしい…と、CMOSリセットしたり電池を取り替えてみたり、M/BとCPU及び電源の最低限構成にしても画像出力どころかビープ音すら鳴らない。
とうとうM/Bがお亡くなりになられたのか…と、痛い出費を覚悟しつつ、何度かCPUの抜き差しをしていると、なんだか妙に座りが悪いことに気がつく。なんというか4つの角の1角のみがどうやっても浮いてしまう。最初はそういうものだろうと気にもしてなかったけど、打つ手無しの中ふと手持ち無沙汰にCPUをひっくり返して眺めていると…あ…居並ぶうちの3つのピンが斜めになってる…!
慎重に倒れたピンを正常位置に戻し装着すると、先程まで感じていた座りの悪さはどこへやら、ピッタリと収まるCPU。我が意を得たりとフル構成にして電源on…やった、やったよ完全に立ち上がったよ!
グリス処理の時にどうやらCPUをグリッてしまったらしく、そこでピンが曲がった模様。大事に至らなくてよかったけど、生きた心地がしなかった長い一瞬でした。
ちなみにCPUファンはヒートシンクの上に鎮座している“だけ”な状況なので、PC自体を横置きでしか運用できない仮設状態であります。