岩男潤子 Live2006 〜いぶき〜

(7/1のお話し)

「鎧通しッ!」…ではなくて、曰く新曲お披露目コンサート。
予報通りにして予想通りの雨模様でさすが“雨女”といったところでせうか。
会場は去年の復帰コンサート会場でもあった『横浜赤レンガ倉庫』、前回は広場で自動車関連のイベントが催されてて、今回も遠目からバスとクラシックカーが見えたから「今回も?」と思ったりもしたけれど、三月磨臼系のイベントだった模様。なんか『何周年』とかあった気もしたけど忘れた、さっぱりとな。

んで、今回のコンサートは稀覯なアップテンポな“ライブ”ではなくて、いつも通りなコンサート。どっちも好きだけど落ち着くから今回みたいなのが良いのだょ。ただし落ち着きすぎて、周囲を見渡して少なくとも隣と前の方らが睡魔に襲われてましたわ。いや自分も今までになかったわけじゃないんでよくわかるのだょ〜(w

いつもだとどちらかというとガチガチで、中盤から終盤にかけて潤子さんの天然な行動や言動をきっかけに、彼女も会場もノってくるイメージなんだけども、今回は初っ端の新曲でのちょっとしたミスをきっかけに最初から会場全体が良い感じでほぐれた感じがしましたわ。
そしていつもだと、コレもまた自分だけかもしれないけど、過去(特にデビューからセイントフォーあたり)のお話をする時は彼女の“陰”な部分がかなり出てくる気がするのだけれど、今回はそういう感じではなくなんとも明るく吹っ切れた感じでのトークだったんで「あぁなんか良かったなぁ」と思ってたんだけども、新曲の『夏のお月様』を作るにあたってのエピソードが進むにつれて「え…まさか…」と思ったらホントにそのまさかでかなりブルーに。
会場から鼻を啜る音が聞こえてたような気もするが気のせいでしょう、と。

で、今回の新曲。これまでの数曲は嫌いじゃないけど自分的に「?」な感じだったけど、

  • Ever green
  • いぶき
  • 夏のお月様
  • Sound collage #3(コレはインスト)
  • with a smile

という今回の新譜収録曲はちょっとしたローテーション入るほど気に入りましたわ♪

なにもクるものがない曲はどんな音源で聞こうがそれこそ生で聞こうがまったく印象に残らないけど、今回は背中にぞくぞくクるものがあったんで、ライブとかコンサートってこうじゃなきゃなぁ、と思った次第。

そういやぁこういうイベントにつきものの関係者からのお花(で、いいのか?)、出演関連で大都技研とか17歳教教祖・井上喜久子さんとかからのがありましたのぉ。

あ〜あとオフィシャルTシャツを着込んだ4人での「北斗百裂拳!」とか、なにげに細かいところで面白かったのだょ〜。