ひぐらしのなく頃に

『選択肢の先の未来』が妙に琴線に触れたのは昨日も記した通り。ささやかで、すぐにでも手に入りそうで、でも事実としてそうはならなかった未来…そういう儚さを魅音に重ねたから。自ら「鬼になった」と公言して憚らなかったように見えて、そしてそうなるように努めて振舞ったように見えて、でも本当はそうじゃない自分を見つけて欲しかった。なんだか最後のほうでレナや圭一に求めてたのはそれじゃないのかなぁって。これは私の拡大解釈。
それともうひとつは確実にBGMがオルゴールであったこと(w
EDロールでやはり悟史は行方不明なまま(死亡は確定してない)なのを好意的に解釈して、あのEDでは悟史は生きていると考えてみる(姿を見せないのはまぁ…)と更に微笑ましいものに。
それと今まで雛見沢大災害の被害者の中にレナも含まれてたと思ってたけど、目明かし編に於いては存命ということに…あ、でもお話によってはあの大災害起こらないんだっけっか?

どうして生まれてきたんだろう、どうして生を受けたんだろう。

生まれなければよかった。
生まれなかったらこんな思いをしなかった。

こんな意味のない生に、誰がどんな意味を求めたんだろう。
私が生まれなければ、誰も不幸にならなかった。

こんな私にやさしくしてくれて、ありがとう。
こんな私に恋を教えてくれて、ありがとう。
こんな私に、こんな私に、…。