2004-08-07 空の境界 …そろそろ行くわ。ねえ、黒桐くん。あなたはほんとうに何も望まなかった。 白純里緒と対峙した時も、死と隣り合わせだったのに中立を選んだ。 わたしには、それが不思議で仕方なかったの。 あなたは今日よりもっと楽しい明日が欲しくないの? …ああ、今だって楽しいからね。それで十分だって、思えるんだ