電波法改正

今までは技適未取得の海外製端末を個人輸入などで日本国内に持ち込んだ場合、電源を入れた時点で違法という扱いになっていたけれど、この改正により技術適合証明が緩和され個人でも総務省に申請し認可されれば合法的に使用可能になる…と、いうこれだけ聞くと夢のような未来が到来する!…とも思えるけど、残念ながらそう簡単にはいかず。

まず日本国内の電波法に適合することは無論前提として、『ある目的』に於いて認可されても180日間という期限付きで運用可能という「評価試験や検証は出来るよね!」くらいの特例措置扱いらしい。またその検証等の『ある目的』で一度認可された場合、再度同じ規格、同じ目的では申請が出来ないということらしい。

元々訪日外国人が技適未取得の端末を持ち込んだ場合でも、FCC*1等の認証を受けていれば90日間は特例で運用出来るという前例があるらしいので、その延長とでもいう感じっぽい?

技適取得予定の端末を先取りして個人輸入した場合にはいいかもね。実家に持っていったUMIDIGI A3 Proがそんな感じで、今現在はアップデートすれば端末内で技適マークの確認が出来るらしい。

とりあえず期間限定とはいえ大きな一歩とは言えるんじゃなかろうか?

*1:米国の連邦通信委員会 (Federal Communications Commission)