仮面ライダーヒビキと7人の戦鬼

ねっとさるのひとと今週は『劇場版・仮面ライダー響鬼』を観に。
まずは本編前の予告編をいろいろ観ていたら来週から公開の『ファンタスティック・フォー』も流れたのだが、縞縞亭のひとの日記を見てて思わず笑ってしまった、ヒューマン・トーチの決め台詞「FLAME ON!」を翻訳家であらせられる戸田のなっちゃんが「萌えろ燃えろ!」と訳さんでもよいところを訳してしまったのを字幕で観られるかなぁと思ったら違うバージョンでちょっとガッカリしたり。
んでまずは『魔法戦隊マジレンジャー』の方から。いままでの戦隊モノの劇場版と同様TVで見ていなくてもわかりやすいお話で、悪くはないネ、と。
そして『仮面ライダー響鬼』。本編の前に…やはりいつも通り戦隊モノまではなんとかなってたものの、仮面ライダーで戦闘シーン以外の静かな場面とか続いちゃうと飽きちゃって至るところで勃発しはじめるお子たちの騒乱、コレはまぁ親御さんたちがなんとか統制して頂ければ堪えられるものだからよいとして(ソレにお子だから仕方ないってのもある)、訳知り顔で解説始めちゃう同類の方たちが近くにいられると正直困るというかウザい。今回もひとつ席空けたところにいらっしゃったからまたなんとも。
さて本編、お祭り的パラレルワールド、別のお話として観たからまぁ楽しめたかなぁ、と。ただ鬼を響鬼を含めると8人一気に出しちゃったぶん、各鬼の性格的、心情的掘り下げ(そんなんいらんって言われるのかなぁ)が浅くなってしまって、“裏切り”とか言われてもなんか「あぁそう」って感じで感情移入度合いが薄いというか。“解散→再集結”に関しても自分的にはあまり盛り上がらなくって残念というか、こういうのパターンだけども好きなのに。
殺陣だけ見て喜んでれば良い作品なのかなぁ、もしかして。
んでEDロール観てたら『脚本:井上敏樹』ってなってて、「あぁイマイチ乗り切れなかった原因はこの御仁のおかげか!」と逆に妙に安心したというか(w 先週からのTV版の方もこの御方が関わり始めたおかげで、なんかアレだし(w